状況はというと、朝、エンジンを始動するときに、セルが回らず
その日は押し駆けして出かけました。
帰宅してバッテリーを充電してもセルが回らず、これはもう
バッテリーの寿命かな?とういうことで、買い置きしていた、
MFバッテリーに液を入れて取り付けてみました。
ところが、それでもリレーがカチカチいうだけでセルが
回りません。こりゃどこか壊れたかな・・・・と思いましたが
すぐに、整備する気も起こらなかったので、そのままにして
いました。
が・・・もう一つの通勤の足である、SRXが事故ってしまい、
走れないことはないのですが、フェンダーが割れてかっこ悪く
少しヒビの入った予備のフェンダーはあるのですが、
保険の交渉が終わるまでは、勝手に直すとまずいかな?
ということで、現状維持!
普通、車は雨の日にしか乗っていないのですが、仕方なく
日本晴れの良い天気でも、車に乗って通勤していました。
2月も終わりで、しばらく暖かい日が続き、2台も乗れない
単車を置いていても仕方がないなということで、
スパーダの不調の原因を調べてみることにしました。
バッテリーを充電しようとシートを外してみると、バッテリーから液漏れして
いるではありませんか!
これではMFバッテリーじゃないなと思いながら、漏れた希硫酸を
拭いて、バイクにかかったところは水で流しました。
希硫酸が付くと、錆びてしまいますからねえ。
充電しても、セルは回らず、これはセル自体が悪いのかと
セルモーターを取り外し、分解!整流子は少し減っていましたが
壊れている感じじゃないなあということで、元通り組み立て
ました。
他のバッテリーがあれば、セルモーターが悪いのか、リレーが悪いのか、
新品だけどバッテリーが悪いのか分かると思い、車からケーブルをつないで
エンジンをかけると、セルは勢い良く回り、エンジン始動OK!
やはりこのバッテリーが悪かったようです。
このバッテリーは通販で2個買って、1個はすぐに使って問題なく使えて
いたのですが、今回使用した、もう1個は予備としてこの2年間保管して
いたものです。
液は自分で入れるようになっていたのでその入れ方が悪かったのか
2年も経つともうだめなのか、マグネシュームバッテリーとのことで、低温では
性能が落ちるとかあって、どの原因かはわかりませんが
バッテリーはあまり安いのは買わないとか、買い溜めはしないほうが
いいんじゃないかとか思いました。
原因がわかり、新しいバッテリーを注文しそれに交換してから、
快調にエンジンがかかるようになりました。
新品バッテリーでもだめなものはだめなんですね。
もう1個同じ時に買った、他のバッテリーも使えないのかなあ?
左側が2年間問題なく使用したMFバッテリー、
右側が2年間保管していて今回使用し使えなかったバッテリー、
さて何が悪いのでしょう?
