バッテリーは完全に上がっており、キックも下りたまま戻らず、
フロントフェンダー部は何かにぶつけたのか、大きく割れて、
細い針金で吊り上げた状態、フロントカバーをガムテープで止めた跡が
くっきり残っており、キャブやエンジンもオイルとホコリでギトギト
でした。
動くようになったら、家族が乗るだろうというあまい考えで再生開始しました。
再生前左側面
再生前エンジン部
再生前右側面
まずは、掃除ついでに不具合箇所の点検、バッテリーを外し充電を試みるが
まったく、充電ができず、あきらめて新品購入、スパークプラグもブリッジ状態に近く
たぶん、これが不動の原因。ついでにシート表皮の交換と、割れているフロントフェンダー
も中古品を手配しました。

あとは徹底的に掃除して、フロント&リヤブレーキも点検掃除しました。
部品が到着してから、新品のバッテリー・プラグを取り付け、キック部も分解掃除・
グリスアップでうまく戻るようになり、試運転、無事エンジンはかかりました。
ただ、試走すると駆動力不足。ウエイトローラー・駆動ベルト・遠心クラッチを
更新しないとだめかな?と考えました。
ただ、しばらく、試走を続けていると、だんだん駆動力も出てきて、長期間放置して
いたため各部のなじみが出ていないだけでした。
整備後左側面
整備後エンジン部
整備後右側面
再生が終わり、ナンバーを交付してもらったあと、家族に話したら、
原チャリバイクより、車のほうがいいと・・・そりゃそうなんですけど・・・
ということで、嫁ぎ先を探し出し、お嫁にもらわれていきました。